【評判のdマガジン】5年使ってみて感じたメリットとデメリット

信頼できる雑誌で情報収集したい、雑誌を好きなだけ読み漁りたい。
そんなときに役立つのが、雑誌読み放題サービス(サブスク)のdマガジンです。

トマもぐ
日本のメディアばかり追ってると、もしかして世界の出来事に疎くなっちゃう? 世界の記事も読んどかなきゃ。

5年前そう思い立ち、世界の記事を集めている日本語の雑誌「ニューズウィーク日本版」と「クーリエジャポン」に目をつけました。
でも購読しようとしたら、それなりにお金がかかります。

図書館に行けばあるかもしれないけど、めんどくさいし、時間もかかる。
そんなとき出会ったのが、dマガジンでした。

ケチャもぐ
この2誌だけじゃなく、700誌以上が、たったの月額440円(税込)!

5年前の当時は200誌くらいでした。
正直、ニューズウィークとクーリエジャポンだけでも、月額440円なら払っていたと思います。

31日間無料キャンペーン中。
無料期間中の退会もアリなので、試しにたくさんの雑誌を読んじゃいましょう!

この記事では、dマガジンのメリットとデメリットをご紹介します。

dマガジンを使うべき理由 この安さでこんなに雑誌が読み放題

dマガジンでは、雑誌が700誌以上も読み放題です。
バックナンバーもいれると、2,000誌以上にもなります(2022年1月時点)!

書店に行けば、かならず置いているような人気雑誌を、しっかりカバーしています。
個人的には、ニューズウィーク、クーリエジャポン、ブルータス、スクリーン、カーサブルータス、ナショナルジオグラフィック、家電批評あたりは、よくチェックしています。

dマガジンに、動画やマンガのコンテンツはついてないですが、そのぶん安いです。

※右にスクロールできます。

サービス名月額料金(税込)無料お試し期間雑誌以外のコンテンツ
dマガジン440円31日間
楽天マガジン418円31日間
ブック放題550円1ヶ月マンガ
ブックパス(au)
418円30日間
618円30日間コミック、小説、実用書
Kindle Unlimited(アマゾン)980円30日間小説、ビジネス本、実用書、コミック、洋書
タブホ550円
※アプリ内課金なら、500円
24時間
※申し込み後、プラス2週間
U-NEXT2,189円31日間動画

【4大メリット】dマガジンを5年以上使い続けました(継続中)

1 【記事を拾い読み】記事から雑誌を選ぶ機能がグッド! 記事の横断検索もできる

まずは、デジタルならではの機能の紹介です。
dマガジンは、読みたいものを雑誌から選ぶだけじゃなく、記事から選ぶこともできます。

テーマごとに、いろんな雑誌のいろんな記事をまとめて読むことができるんです。
さらに、トレンドの記事もまとめ読みが可能です。

人気記事ランキングまであるので、今読まれている記事が一目瞭然です。

ケチャもぐ

紙の雑誌だと、こんなにスイスイまとめ読みはできないよね。

そして、すごく便利なのが、横断検索です。
検索画面でキーワードをいれると、収録雑誌の中から、関連する記事の一覧を出してくれます。

たとえば、僕は仕事上、著作権の情報はチェックしていますので、「著作権」のキーワードでたまに検索をかけることがあります。

2 【お気に入りのページを保存】クリッピング機能なら画質もそのまま

注)2021年11月のアップデートで、クリッピング機能は終了したようです。すごく便利だった機能だけに、復活することを待ちたいと思います。

これはほんとに便利です。よく使います。
とっておきたいページがあれば、タップひとつで保存ができます。

スクリーンショットだと、画像が荒くなってしまうのですが、クリッピングはそのままの画質で保存できます。
拡大しても、画像はくっきりです。

ただ、クリッピングは100ページまでしか保存できないんですよね。

なので、画質に不満はあるものの、スクリーンショットに頼らざるを得ないことはしばしばです。
※スクショは私的使用に留めましょう。

トマもぐ
お願い。500ページくらいまで拡大して。いや、せめて200ページでも。

クリッピングしたものは、dマガジンを使い続けるかぎり、永久に保存しておけます。
ただし、全部のページをクリッピングできるわけではありません。
クリッピングが許可されないページがけっこうあることには注意です。

3 人前では読みにくい雑誌も読める

このニーズは意外とけっこうあるんじゃないかと思います。

男性が女性雑誌、女性が男性雑誌を立ち読みしたり、購入したりするのは、ちょっと抵抗がありますよね。

dマガジンなら、グラビア雑誌だって、人目を気にせず好きなだけ読めます。
ゴシップ記事の多い週刊誌なども、じっくり読めます。

トマもぐ
きっと紙の雑誌だったら、一生読んでなかっただろうな、と思う雑誌ってけっこう多いかも。

好奇心のおもむくまま、読みたい雑誌を堂々と探してみてください。

4 【ひとつのアカウントで最大6台まで】スマホ、iPad、タブレット、パソコンどれでも使える

デバイスは、1アカウントにつき、デバイス5台+パソコン1台まで。
知らなきゃ損です

トマもぐ
僕は長年知らなかった。せいぜいスマホとパソコンの2台までだろうと、勝手に思い込んでた。

ほんとに、このdマガジンというやつは、気前のいいサービスです。
最大6台までなので、家族の分まで十分間に合います。

履歴が残るのは端末ごとなので、同じアカウントでも、デバイスが違えば履歴が見られる心配もありません。
僕は電車通勤なので、移動中にスマホで読むことが多いです。

家でもパソコンで読めるようにしていますが、あんまり使ってません。
6台までと知ってからは、妻も使うようになりました。

【デメリット】dマガジンの欠点はこんなところ

dマガジンはすばらしいサービスですが、デメリットもあります。
正直そんなにないのですが、以下は今後改善してほしいなと思うところです。

  • データが重たい、読み込みが遅い
  • 全部の記事が読めるわけではない
  • クリッピング(記事を保存する機能)できるのが100件まで(※2021年11月のアップデートにて終了)
  • スマホだと、かなり目が疲れる

データが重たい、読み込みが遅い

ほんとうは紙の雑誌をめくるように、パラパラとページを送っていけたら最高なんですけど、そんな使用イメージからはまだまだほど遠い感じです。

雑誌は写真も多くて、高画質なので、仕方ないなあとは思うんですが、それにしても遅さが気になります。

ケチャもぐ
5Gとか、デバイスのほうで改善されるかもしれないけどね。

かならず読む雑誌なら、あらかじめWi-Fi環境で一括ダウンロードしておく方法があります。
あとでオフラインで読めるので、待ち時間も解消!

全部の記事が読めるわけではない

紙の雑誌では読めるのに、dマガジンでは読めないページがあります。
全部ではないですが、グラビアの写真はけっこう隠されています。

いわゆる「エロ本」が収録されてるわけじゃないので、個人的には、隠す必要はないと思うんですけど。
あとは、ジャニーズなどの芸能人のページが塗りつぶされていることがあります。

でも、芸能界も変わってきてますので、このあたりもいずれ改善されるんじゃないかなと、勝手に思っています。

トマもぐ
ビジネス系の雑誌とかは問題ないよ。

クリッピング(記事を保存する機能)できるのが100件まで

※クリッピング機能自体、2021年11月のアップデートにて終了。

4大メリットのほうでも述べましたが、クリッピングの上限が100件では物足りないです。
使い始めたら実感すると思うのですが、100件なんてあっという間です。

上限に達したら、削除しないと新しくクリッピングできなくなります。

わりと、この作業が手間だったりしますし(いらないページを探して、削除して、の一連の動作)、せっかくのすばらしい機能も、敬遠してしまう事態に。

ケチャもぐ
あと、クリッピングできないページが多い気が。

出版社からの依頼なのか、著作権上の問題なのか、クリッピングできないページがけっこうあります。
どうしてもそのページがほしい、と思ったら紙の雑誌を買うしかありません。

それから、付録がないので、付録がどうしてもほしい場合も、紙のほうを買うしかないです。

スマホだと、かなり目が疲れる

やはり、スマホだと字が小さいので、拡大して読む必要があります。

ちょっと読み進めては、指でスワイプして続きを読む。
ジャストサイズを探して、サイズ変更。

というような、縦の動き、横の動き、拡大、縮小が画面上で繰り広げられ、地味に目の負担になります。

理想は、iPadなどのタブレットで読むのがいいのですが、通勤に持っていくなどする場合は、荷物がかさばってしまいます。

トマもぐ
僕は5年間、スマホでがんばってるけどね。

満員電車の移動中など、スキマ時間の情報収集が目的だと、やっぱりスマホが便利です。
でも、確実に目の疲労は増します。

dマガジンで読める雑誌

ケチャもぐ
で、気になるのは、dマガジンに収録されてる雑誌タイトルだよ。

収録雑誌の数は700誌以上。
バックナンバーを含めると、2,000誌以上です(2022年1月時点)。

今後、無制限に増えていくのか、それとも上限を定めて、入れ替え制にするのか、まだそこのところの方針はわかりません。

有名な雑誌が多いです。
マニアックな雑誌をお求めの方は、あまりそそられないかもしれません。

でも、しっかり労力をかけて作られた、情報量がものすごい雑誌がけっこう入ってます。
主な雑誌をピックアップしてみました(2021年3月時点)。

全タイトルを知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

<ビジネス・IT・国際>
クーリエジャポン、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト、日経マネー、ナショナルジオグラフィック、PRESIDENT、Mac Fan、Forbes JAPAN

<エンタメ・趣味>
SCREEN、アニメディア、サイゾー、鉄道ファン、Nintendo DREAM、ダ・ヴィンチ、週刊ファミ通、将棋世界、つり情報、Myojo

<料理・暮らし・健康>
クロワッサン、NHK きょうの料理、レタスクラブ、エル・デコ、たまごクラブ、いぬのきもち、ねこのきもち、日経ヘルス、NHKガッテン!、田舎暮らしの本

<ライフスタイル>
BRUTUS、Pen、日経トレンディ、Casa BRUTUS、POPEYE、Discover Japan、家電批評、モノ・マガジン、Hot-Dog PRESS、Tarzan、&Premium、Hanako、家庭画報、ESSE、anan、LDK the beauty、OZmagazine

<お出かけ・グルメ>
dancyu、散歩の達人、おとなの週末、月刊山と渓谷、旅の手帖、エル・グルメ、ビール王国、東京ウォーカー、関西ウォーカー

<女性ファッション>
FUDGE、リンネル、LEE、大人のおしゃれ手帖、エル・ジャポン、VOGUE JAPAN、CanCan、フィガロジャポン、non-no、Seventeen、CLASSY

<男性ファッション>
men’s FUDGE、Safari、MEN’sS NON-NO、FINEBOYS、2nd、メンズクラブ、LEON、OCEANS、GO OUT、UOMO


※海外誌はまったく同じ顔ぶれです(2021年3月時点)。

dマガジンの登録方法は、こちらの記事でくわしく解説しています。

おすすめ記事

お得に、雑誌をたくさん読みたい。そんなときに活躍するのが、雑誌読み放題サービスです。dマガジンは、NTTドコモの雑誌読み放題サービスで、業界のトップランナーです。月額440円(税込)で、700誌以上の雑誌が読み放題。[…]

猛追するライバル、楽天マガジン

dマガジン VS 楽天マガジン

収録雑誌の数では、ほとんど差はありません。

読みたい雑誌が収録されているかどうか、というのが重要なポイントになると思います。

トマもぐ
ちなみに、僕はdマガジン派。

理由については、順に検証していきたいと思います。

楽天マガジンについては、下の記事でくわしく説明してます。

おすすめ記事

ビジネスパーソンとして成長したい。そんなとき、講座やビジネス動画や資格試験なども有効ですが、日々情報収集に努めるというのも大事なことです。情報収集といっても、本、新聞、インターネットなど、手段はいろいろ。トマ[…]

そのほかの雑誌読み放題サービスについては、以下の記事を参考にしてください。

料金

料金は楽天マガジンが安いです。

しかも楽天ポイントが使えるので、楽天ユーザーはお得に使えます。

dマガジンもdポイントがつくのですが、dマガジン自体の支払いには使えないのが残念です。

dマガジン楽天マガジン
月額料金(税込)440円418円
収録雑誌700誌以上700誌以上
無料お試し期間31日間31日間
1アカウントで使える端末最大6台最大7台

楽天マガジンには年額プランがあるので、そちらだと、月額330円(税込)となり、dマガジンの月額440円(税込)とさらに差が出ます。

この料金の差を大きいとみるか、小さいとみるか、ですね。

月額でみると、大差ないと思いますが、年間でくらべると、1,320円の差となります。
差額で、本が1冊買えそうですよね。

読める雑誌くらべ

dマガジンでは読めるけど、楽天マガジンでは読めない、おもな雑誌

men’s FUDGE、リンネル、LEON、POPEYE、月刊バスケットボール、SPA!、ランニングマガジン・クリール

楽天マガジンでは読めるけど、dマガジンでは読めない、おもな雑誌

ナチュリラ、OZmagazine TRIP、ENGLISH JOURNAL、come home!、NHK ガッテン、NHK きょうの料理ビギナーズ

読める雑誌と読めない雑誌の差は、数年であっという間になくなりました。

今後、収録雑誌の顔ぶれで差をつけていくのは難しいのでは、と思っています。

僕がよく読むクーリエジャポンなどのビジネス雑誌は大体どちらも入ってます。
なので、上に挙げたちょっとした違いが決め手かもしれません。

dマガジンは「men’s FUDGE」と「リンネル」が読めるのが大きいです。
僕はこの2つは、紙のほうを買って読んでたくらいなので、この2誌が入ってるdマガジンは、これからも使い続けると思います。

ケチャもぐ

でも、楽天マガジンで読める「ENGLISH JOURNAL」も捨てがたい。音声ダウンロードもできるし。

これだけ収録雑誌が重なってくると、両方契約するというのはどう考えてももったいないです。
実に悩ましいところです。

機能くらべ

dマガジンと楽天マガジンを実際に使ってみて、いくつかの違いが気になりました。

※dマガジンのクリッピング機能は、2021年11月のアップデートにて終了しました。
dマガジンには、しおり機能があり、楽天マガジンのふせん機能と同じです。

 クリッピング(dマガジン)とふせん(楽天マガジン)の違い

どちらも気に入ったページを保存できますが、はっきりとした違いがあります。

クリッピングは100件までという上限がありますけど、dマガジンを契約し続ける限り、永久保存できます。
そのページだけの保存なので、次のページを読みたい場合は、そちらもクリッピングしておく必要があります。

ふせんはその名のとおり、本にふせんを貼るイメージです。
後からじっくり読みたいときや、後でそこから続きを読みたいときに使えます。

ただ、配信期限というものがあるのですが、そちらを過ぎると、ふせんのデータは完全に消えてしまいます。

ケチャもぐ
図書館でいう、貸出期限みたいなものね。

配信期限は雑誌によって、3ヶ月とか半年とか、まちまちです。

 記事を拡大する方法の違い

dマガジンも楽天マガジンも、画面をダブルタップすれば、拡大できます。
手動で調整する場合は、ピンチアウト(2本の指を押し広げる動作)で、拡大と縮小ができます。

dマガジンが秀逸なのは、片手で操作できるようになっている点です。
端っこを親指で長押しすると、バーがあらわれ、そのまま親指を上下に動かすだけで、拡大と縮小ができます。

dマガジンは満員電車で使われることを想定して開発されているので、気が利いてます。
僕は電車通勤なのですが、この機能はほんとに重宝してます。

トマもぐ
満員電車じゃなくても、片手で楽に扱えるのは、すごく便利♪

dマガジンのこの機能はすばらしいですが、楽天マガジンは今のところ搭載してません。
ドコモが特許をとってるわけじゃないでしょうけど。

ともかく、スマホで読む方は、この機能を重要視していいと思います。

 

 その他

細かい点ですが、dマガジンは雑誌の総ページ数が表示され、今読んでるページがそのうちの何ページ目かというのが、数字でわかるようになっています。

これは、電子だからこそ、大事な点だと思います。
紙の本だと、残りが目にみえますけど、電子だとそうはいかないですからね。

あとどれくらいで、読み終えるかというのは、けっこう必要な情報だと思っています。

dマガジンのレビューまとめ

雑誌って、おしゃれだし、写真がきれいだし、記事は基本的に信頼できるし、編集の真髄がつまっていて、すばらしいメディアだと思います。

欠点としては、やっぱり重くて大きくて、置き場所に困るところ。
そして、値段がなかなか高いところも。

雑誌読み放題サービスを使うようになって、そういう問題も考えなくてよくなりました。
ずっと手元に置いておきたい、本棚に並べたい、という雑誌だけ、購入することにしています。

dマガジンでたくさんの雑誌を拾い読みすることは、情報収集にすごく役立っています。
月々の料金も安いですし、こんなに便利なサービスは使って損はないです。

トマもぐ
使い過ぎによる目の疲労だけには、気をつけてくださいね。
最新情報をチェックしよう!