家電製品には、ワイヤレスにしたほうがずっと便利なものがあります。
中でもイヤホンは利用頻度が高く、メリットが大きいです。
多少高くても、ワイヤレスを選ぶ価値は確実にあります。
とはいえ、ワイヤレスイヤホンも安いものから高いものまで、いろんな商品が出ているので、僕もはじめて買うときはずいぶん迷いました。
探していたのは、ほどほどの値段で、性能がいいもの。
そうして見つけたのが、今回ご紹介するAnkerの「Soundcore Liberty Air 2 Pro」です。
\コスパ最強のワイヤレスイヤホン/
Soundcore Liberty Air 2 Proを画像で紹介
光の具合でネイビーに見えますが、ブラックです(ネイビー、ホワイト、ピンクもあり)。
大きさは大人の手のひらに乗るくらい。ちょっと大きめの小石くらいの重さで、持ち運びは楽ちんです。
ケースをひらくと、高級感のあるイヤホンがあらわれます。
磁力でおさまっているので、しまうのもラクラク。くっつくとき、パチンといい音がします。
イヤホンもマットですべすべ。スティック(軸)の部分もみるからに高級感があって、これなら外でも堂々と装着できる。
防水規格は、IPX4。水しぶき程度なら、問題ないレベルです。
ちなみに、写真はイヤーチップを装着していない状態です。
9種類のイヤーチップが付属しており、この中から自分に合ったサイズを選んで装着します。
イヤーチップをつけると、こうなります。
サイズ合わせは、自分の感覚でもいいですし、アプリの「イヤーチップ装着テスト」で密閉感を調べることもできます。
Soundcore Liberty Air 2 Proの立ち位置
AnkerとSoundcoreについて
Ankerはハードウェアメーカーの名前です。
創立は2011年ですが、早くも2013年には日本法人のアンカー・ジャパン株式会社が設立されています。
Ankerのワイヤレスイヤホンはたくさんの種類がリリースされており、名前もよく似ているので、見慣れていないと混乱します。
Ankerのワイヤレスイヤホンの種類
Ankerのワイヤレスイヤホンには、以下のシリーズがあります(主なシリーズのみ)。
- Soundcore Liberty
- Soundcore Liberty Air
- Soundcore Life
「Soundcore Liberty」と「Soundcore Liberty Air」の違いですが、「カナル型」か「インナーイヤー型(うどん型)」かが大きな相違点です。
カナル型・・・耳栓のような形状で、耳の中に入れこんで固定する仕組み。遮音性がよくて音漏れがしにくい。
インナーイヤー型(うどん型)・・・軸が長く、耳に引っかけて固定する仕組み。密閉しないため、外の音を取りこみやすく、音の広がりが出やすい。
「Soundcore Life」は低価格が特徴です。上位機種の「Soundcore Liberty」や「Soundcore Liberty Air」より機能が多少劣る分、価格が抑えられています。
「Soudocore Liberty」シリーズ
- Soundcore Liberty Neo(2019年4月発売)
- 【第2世代】Soundcore Liberty Neo(2019年8月発売)
- Soundcore Liberty(2019年9月発売)
- Soundcore Liberty 2 Pro(2019年10月発売)
- Soundcore Liberty 2(2019年11月発売)
- Soundcore Liberty Neo 2(2021年5月発売)
- 【第2世代】Soundcore Liberty 2 Pro(2021年10月発売)
- Soundcore Liberty 3 Pro(2021年11月発売)
このシリーズのうち、「Neo」シリーズはコンパクトで安価、防水に優れている点が特徴です。
IPX7規格に対応しているので、水に浸しても壊れないレベルです。
アウトドアやランニング等、雨の日にもアクティブに使いたい方に向いています。
最新モデルの「Soundcore Liberty 3 Pro」は19.,800円(税込)と高額ですが、全モデルの中でも性能が一番です。
「Soundocore Liberty Air」シリーズ
- Soundcore Liberty Air(2018年12月発売)
- 【第2世代】Soundcore Liberty Air(2019年7月発売)
- Soundcore Liberty Air 2(2019年11月発売)
- Soundcore Liberty Air 2 Pro(2021年1月発売)
このシリーズのハイエンドモデルが、今回の記事の主役でもある「Soundcore Liberty Air 2 Pro」です。
「Soundcore Life」シリーズ
- Soundcore Life P2(2019年11月発売)
- Soundcore Life note(2020年3月発売)
- Soundcore Life Dot2(2020年6月発売)
- Soundcore Life A2 NC(2021年1月発売)
- Soundcore Life P3(2021年8月発売)
- Soundcore Life P2 Mini(2021年9月発売)
コスパ重視のモデルです。
注目は「Soundcore Life P3」。定価で8,990円(税込)。
上位機種の「Soundcore Liberty Air 2 Pro」より、もう少し安く買いたいときは、こちらが有力候補になると思います。
以上、ざっとシリーズを見てきました。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の立ち位置を整理してみると、
- 発売日:2021年1月(「Soundcore Liberty Air」シリーズの最新モデル)
- イヤホンの形状:「Air」シリーズの特徴である「インナーイヤー型(うどん型)」
- 価格:1万円台前半(定価:12,980円)
- 性能:他のメーカーの3万円クラスにも引けをとらない性能
- 「Soundcore Liberty」シリーズとの違い:「カナル型」か「インナーイヤー型(うどん型)」かの違い
Ankerのワイヤレスイヤホンのうち、最新&最強モデルは「Soundcore Liberty」シリーズから出ている、2021年11月発売の「Soundcore Liberty 3 Pro」です。ただし19,800円!
Soundcore Liberty Air 2 Proのお手頃さがわかります。
\コスパ最強のワイヤレスイヤホン/
Soundcore Liberty Air 2 Proの性能
ノイズキャンセリング
「ウルトラノイズキャンセリング」というAnker独自のノイキャンを搭載しています。
何が「ウルトラ」なのかというと、イヤホンの内側と外側にマイクを一つずつ配置することで、周囲の音まで検知できるようになっているところです。
周囲の環境に合わせて、ノイズキャンセリングの強弱が変わるという優れものです。
また、Soundcoreのアプリを使えば、モードを自由に選べます。
- 交通機関・・・乗り物のエンジン音や走行音をおさえる。
- 屋内・・・周囲の会話などの騒音をおさえる。
- 屋外・・・街中の喧騒のノイズをおさえる。
- カスタム・・・ノイズキャンセリングの強度をカスタマイズ。
外音取り込み機能
その名のとおり、外の音を取りこむ機能です。
この機能を使えば、人の声を聞くときや、危険を察知したいとき(車や自転車の接近等)に便利です。
けっこう重宝する機能ですが、人と会話するには少々聞きとりにくいかなと感じます。
それでも、標準モードにくらべれば、あきらかに外の音が聞こえるようになります。
イコライザー(音質の調整)
イコライザーとは、音をカスタマイズする機能のことです。
専用アプリを使えば、専門的な知識がなくても、好みの音質を探すことができます。
設定方法は、以下の4つから選べます。
- HearID
- プリセット
- プロフェッショナル
- カスタム
①HearID
「HearID 2.0」という、聴覚検査のような手順で、その人に合った音質を見つける機能です。
画面の指示に従って、右耳と左耳を順番にテストします。
聴き取りテストなので、静かな場所で行う必要があります。
②プリセット
プリセットは、「ディープ」や「アコースティック」など、20種類以上のイコライザーから、好みの音質を選ぶというものです。
デフォルト、アコースティック、ベースブースター、ベースリデューサー、クラシック、Podcast、ダンス、ディープ、エレクトロニック、フラット、ヒップホップ、ジャズ、ラテン、ラウンジ、ピアノ、ポップ、R&B、ロック、トレブルブースター、トレブルリデューサーから選択できます。
③プロフェッショナル
プロフェッショナルは、著名な音楽プロデューサーたち(グラミー賞受賞)がカスタマイズしたイコライザーを、名前別に選ぶことができます。
プリセットと同様、どれかひとつ選ぶだけで、好みの音質を探すことができます。
「Coming soon」となっているとおり、今後も増えていくようです。
④カスタム
カスタムは、手動でイコライザーを設定できます。自分でいろいろ試してみたい人や、こだわりのある人向けです。
モノラルモード(片耳)
片耳だけでも使用できます。
もう片方のイヤホンを充電ケースにしまって閉じるだけです。自動で、充電ケース内のイヤホンがオフになります。
イヤーチップ装着テスト
イヤーチップとは、耳のサイズにフィットするように、イヤホンに装着するものです。
Soundcore Liberty Air 2 Proでは、9種類ものイヤーチップが付属しています。
「イヤーチップ装着テスト」は、自分の耳のサイズにフィットしているイヤーチップかどうかを計測する機能です。
テストを受けるだけで、きちんと密閉されているかがわかるようになっています。
イヤホンを装着して、数秒でテスト終了です。
充電について
充電は、USBケーブル(充電端子:USB Type-C)か、別売りのワイヤレス充電器を使用します。
充電時間と再生可能時間
- USBケーブル・・・約1時間 (イヤホン) / 約1.5時間 (充電ケース)
- ワイヤレス充電器・・・約2.5時間 (充電ケース)
USBケーブルなら1.5時間でフル充電。あっという間です。
いっぽうのワイヤレス充電器は、USBの抜き差しの手間がなく、充電ケースを置くだけなので、いっさいストレスがありません。
- 通常モード:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大26時間 (充電ケース使用時)
- ノイズキャンセリングモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大21時間 (充電ケース使用時)
- 外音取り込みモード:最大6.5時間 (イヤホン本体のみ) / 最大23時間 (充電ケース使用時)
イヤホンだけで使い続けると、通常モードで最大7時間ですが、充電ケースにしまうとイヤホンがふたたび充電されるので、最大26時間まで延びるということです。
充電ケース
充電ケースの正面に、LEDインジケーターがついており、バッテリーの残量レベルを一目で確認できます。
LEDインジケーター3つ点灯・・・70%~100%
LEDインジケーター2つ点灯・・・30%~70%
LEDインジケーター1つ点灯・・・10%~30%
LEDインジケーター1つ点滅・・・10%未満
LEDインジケーターは、充電ケースのバッテリーを確認するものです。イヤホン本体のバッテリー残量ではありません。
イヤホン本体のバッテリー残量は、アプリで確認できます。
Soundcoreアプリ
アプリをインストールしなくても使えますが、便利な機能が満載なので、ぜひインストールすることをおすすめします。
Soundcoreアプリでできること
- ノイズキャンセリング、外音取り込み機能、標準モードの切り替え
- イコライザー設定
- イヤーチップ装着テスト
- ファームウェア更新
- イヤホン本体の充電残量を確認
- タップ操作をカスタマイズ
①~③は前章で説明しましたので、④~⑥について見ていきます。
④ファームウェア更新
イヤホンのアップデートを行うことができます。
最近では、 LDAC(エルダック)という、高音質で聴ける音声圧縮コーデックへのアップデートがありました(※ 残念ながら、LDACはiPhoneには対応してません)。
⑤イヤホン本体の充電残量を確認
充電ケースのバッテリー残量は、LEDインジケーターを見ればわかりますが、イヤホン本体はアプリで確認するしかありません。
バッテリーが残りわずかになると、ゲージが赤くなります。
⑥タップ操作をカスタマイズ
イヤホンを耳につけた状態で、タップするだけで、操作が行えます。
シングルタップ、ダブルタップ、長押し、それぞれの操作に、どんなアクションをさせるか、自由に設定できるわけです。
これさえやっておけば、音量を調節したいとき、ノイズキャンセリングモードに切り替えたいとき、一時停止したいとき、次の曲に移りたいときなど、いちいちスマホを取り出さなくても操作できます。
「コントロール」画面で、イヤホンの操作をカスタマイズ。
- 左を1回タップ
- 右を1回タップ
- 左を2回タップ
- 右を2回タップ
- 左を2秒長押し
- 右を2秒長押し
- 再生 / 一時停止
- 次へ
- 前へ
- 音声アシスタント
- 音量大
- 音量小
- モード切り替え(ノイズキャンセリング、外音取り込み機能、標準モード)
30秒戻るとか、もっと細かいアクションにも対応してくれるとうれしいのですが、今のところ、上の限られたアクションのみとなっています。
ちなみに、一時停止については、イヤホンを耳からはずすだけでも、ストップしてくれます。
ふたたび耳につけると、一時停止したところから再生されるという賢さです。
ペアリングの方法
手順は以下。
- スマホ等のデバイス側で、BluetoothをON
- 充電ケースをひらく
これだけで、自動でペアリングされます。
最初にペアリングするときや、ペアリングがうまくいかなかったときなどは、デバイスのBluetoothリストから、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を選んでください。
2回目以降は、最後にペアリングされたデバイスを認識しますので、自動でスムーズに接続されるはずです。
前回ペアリングしたデバイスとは別のデバイスに接続したい場合は、イヤホンを充電ケースにしまった状態で、充電ケースのボタンを3秒押してください。
充電ケースがペアリングモードに切り替わり、デバイス側で「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を選べば完了です。
Soundcore Liberty Air 2 Proを使ってみた感想
Soundcore Liberty Air 2 Proを買う前は、コード付きイヤホンを使ってました。
ワイヤレスイヤホンを買うとき、特に心配していた点が3つ。
- 音質が悪くなるんじゃないか?
- すぐ充電がなくなるんじゃないか?
- 頻繁に音が途切れたり、接続が切れたりしないか?
いざ使ってみると、まったくの取り越し苦労でした。音質はむしろよくなったし、充電は思っていた以上に長持ちします。
充電ケースと併用すれば、数日充電しなくても問題なしです。
ペアリングもすごく安定しており、音が途切れたり接続が切れたりすることは、ほぼありません。
そして、ノイズキャンセリングの性能がすばらしいです。音量を上げても聴きとりにくい環境で大活躍します。
僕がよく使うシチュエーションとしては、電車やバスの中と、風が強い日の徒歩や自転車です。
乗り物のエンジン音や、風が耳もとでバタバタ言う音が、ノイズキャンセリングでぴたっと止むのはいつも感動です。
それから音楽ももちろんいいですが、オーディオブックをよく聴く人にもオススメです。
ながら作業(耳の読書をしながら家事など)にワイヤレスは必須だと思います。
オーディオブックに興味がある方は、下の記事を参考にしてみてください。
耳で読む読書、オーディオブックはここ数年で一気にユーザー数を伸ばしています。最近のブームで、オーディオブックのコンテンツはここ数年で爆発的に増えました。オーディオブックを提供する会社はたくさんありますが、料金や機能、[…]
Soundcore Liberty Air 2 Proのデメリット
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を毎日使っていて、とくに不満はありませんが、気になる点がまったくないわけではありません。
- やや耳から外れやすい
- タップ操作のアクションがやや少ない
- LDACコーデックがiPhoneには対応していない
①やや耳から外れやすい
「インナーイヤー型(うどん型)」全般の弱点でもあるのですが、フィット感が多少あまいです。
通常の使用の範囲ならまったく問題ないですが、走ったりすると、取れそうになることがあります。
僕はランニングはしませんが、急いでいるときに走ることがあるので、気づきました。ランニングには向かないだろうなと想像がつきます。
②タップ操作のアクションがやや少ない
これは「Soundcoreアプリ」の章でも述べましたので、くり返しになりますが、アクションの種類がもう少し増えてほしいなと思います。
現状は、
- 再生 / 一時停止
- 次へ
- 前へ
- 音声アシスタント
- 音量大
- 音量小
- モード切り替え(ノイズキャンセリング、外音取り込み機能、標準モード)
30秒巻き戻し(10秒や15秒など秒数は自由に)、リピート、音声速度の調整などが、タップ操作でもできるようになると、もっと便利だと思います。
③LDACコーデックがiPhoneには対応していない
LDAC(エルダック)とは、ソニーが開発した高音質のオーディオコーデック。従来の技術にくらべて、約3倍の情報量を伝達できるとされています。
Soundcore Liberty Air 2 Proは、2021年のアップデートでLDAC対応となりました。
しかし、せっかくのすばらしいアップデートも、iPhoneには対応しておらず、IPhoneユーザーには何の恩恵もありません。
Androidスマホをお持ちの方は、ぜひアップデートすることをおすすめします。
Soundcore Life P3との比較
コスパのよさに定評のあるSoundcore Liberty Air 2 Proですが、もっと価格を下げたいという人に人気の機種が、同じくAnkerのSoundcore Life P3です。
発売日はSoundcore Liberty Air 2 Proのあとなので、機能もほとんど負けてないのではないかと思うほどです。
Soundcore Life P3 | Soundcore Liberty Air 2 Pro | |
ノイキャン機能 | ウルトラノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング |
再生可能時間 | 最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大35時間 (充電ケース使用時) | 最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大26時間 (充電ケース使用時) |
低遅延モード | ゲーミングモード(※映像と音声のズレを低減) | なし |
防水性能 | IPX5 | IPX4 |
充電 | ・USB Type-C ・ワイヤレス充電器対応 | ・USB Type-C ・ワイヤレス充電器対応 |
対応コーデック | SBC / AAC | SBC / AAC / LDAC |
イコライザー | プリセット | ・プリセット ・HearID 2.0 |
重さ | 約60g (充電ケース含む) | 約62g (充電ケース含む) |
定価(税込) | 8,990円 | 12,980円 |
Soundcore Liberty Air 2 Proのほうが性能は上ですが、音質もノイズキャンセリングも、差はそれほど気にならないレベルです。
価格の差が定価で4,000円近く離れているので、Soundcore Life P3を選ぶ価値は十分にあると思います。
- 充電ケースがスライド式で、開閉がスムーズ
- 音質やノイズキャンセリングの性能が上
- イヤホンを耳から外すと自動停止する
【まとめ】Soundcore Liberty Air 2 Proレビュー
Soundcore Liberty Air 2 Proは、高級ワイヤレスイヤホンなみに高性能です。
イヤホンに1万円台前半は、正直けっして安くはないと思いますが、もっと高額なイヤホンとも戦っていけるような性能を持っています。
よくコスパ最強と紹介されているのも納得です。
- 高度なノイズキャンセリング
- 音質のよさ
- HearID(イコライザー)でかんたん音質調整
- 高級感ある外観
- ワイヤレス充電にも対応
- タップ操作対応(イヤホンをタップして操作)
おすすめできるワイヤレスイヤホンです。
\コスパ最強のワイヤレスイヤホン/