はらぺこめがね【人気の絵本作家図鑑】

  • 2021年5月14日
  • 2023年10月31日
  • 絵本

「おいしいは美しい」を追求する、はらぺこめがねの絵本

どんな絵本作家さん?

原田しんやさんと関かおりさんによる夫婦イラストユニット(2011年結成)。

食べ物と人をテーマに、おいしそうな絵本をたくさん作っています。

絵は夫婦で分担しており、食べ物担当が原田しんやさんで、人物担当が関かおりさん。

食欲をそそる食べ物と、エキゾチックな人物の組み合わせが魅力です。

ユニット名にもなっているメガネがお二人のトレードマークで、絵本を一冊完成させるたびにひとつ買っているそう。

絵本はモチーフ選びからこだわっていて、描きたいイメージに近い理想のものをとことん探しているとのこと。

そしてアトリエについているキッチンで、描きたい食べ物をじぶんで料理することも。

夫婦でユニットって、絵本の世界ではめずらしいと思います。
タレントの林家ぺーとパー子、ミュージシャンのハンバートハンバート、絵本作家のはらぺこめがね。

はらぺこめがねといえば?

食べ物と人物のコラボ。

食べ物はおいしそうだし、人物は愛らしい。

ストーリーはなくて、ユーモアあふれる詩のような作品が多いです。

はらぺこめがねのプロフィール

2011年、はらぺこめがねを結成。
『やきそばばんばん』(あかね書房)で、第9回ようちえん絵本大賞を受賞。

はらぺこめがねの絵本(ピックアップしました)

『やきそばばんばん』はらぺこめがね  あかね書房


おばあさんが焼きそばを作ろうと、キャベツとにんじんと豚肉を切ったところで用事ができた。
通りかかったコックや板前や酔っぱらいたちが、ステーキやら魚介類やらを足して、焼きそば作りのリレー。

『みんなのおすし』はらぺこめがね  ポプラ社


今日も寿司屋さんにお客さんが続々とやってくる。
この寿司屋さんには、いっぷう変わったお客さんも多い。
でも、そもそもこの寿司職人は何者?

『チキンライスがいく。』はらぺこめがね  あかね書房


チキンライスが散歩に出ると、夕日とか亀とか、自分とよく似た形のものとすれちがう。
行くところまで行ってみたら、黄金色のものに包まれて・・・。

『ごはん山』はらぺこめがね  白泉社


ふりかけごはん、納豆ごはん、チャーハン、おにぎり、オムライスなど、こんもりしたごはんの山を、ごはん大好き家族が山登り。

『にくのくに』はらぺこめがね  教育画劇


ローストビーフ、から揚げ、ハンバーグ、テリヤキチキン、ソーセージとハム、とんかつ、スキヤキ。
それぞれの「にくのくに」の王さまが「いちばんの王さま」をめぐって、お国の肉料理じまん。

『かける』はらぺこめがね  佼成出版社


かき氷のシロップ、ミートソーススパゲティーの粉チーズなど、かける食べ物大集合。

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