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「おいしいは美しい」を追求する、はらぺこめがねの絵本
どんな絵本作家さん?
原田しんやさんと関かおりさんによる夫婦イラストユニット(2011年結成)。
食べ物と人をテーマに、おいしそうな絵本をたくさん作っています。
絵は夫婦で分担しており、食べ物担当が原田しんやさんで、人物担当が関かおりさん。
食欲をそそる食べ物と、エキゾチックな人物の組み合わせが魅力です。
ユニット名にもなっているメガネがお二人のトレードマークで、絵本を一冊完成させるたびにひとつ買っているそう。
絵本はモチーフ選びからこだわっていて、描きたいイメージに近い理想のものをとことん探しているとのこと。
そしてアトリエについているキッチンで、描きたい食べ物をじぶんで料理することも。
夫婦でユニットって、絵本の世界ではめずらしいと思います。
タレントの林家ぺーとパー子、ミュージシャンのハンバートハンバート、絵本作家のはらぺこめがね。
はらぺこめがねといえば?
食べ物と人物のコラボ。
食べ物はおいしそうだし、人物は愛らしい。
ストーリーはなくて、ユーモアあふれる詩のような作品が多いです。
はらぺこめがねのプロフィール
2011年、はらぺこめがねを結成。
『やきそばばんばん』(あかね書房)で、第9回ようちえん絵本大賞を受賞。
はらぺこめがねの絵本(ピックアップしました)
『やきそばばんばん』はらぺこめがね あかね書房
おばあさんが焼きそばを作ろうと、キャベツとにんじんと豚肉を切ったところで用事ができた。
通りかかったコックや板前や酔っぱらいたちが、ステーキやら魚介類やらを足して、焼きそば作りのリレー。
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『みんなのおすし』はらぺこめがね ポプラ社
今日も寿司屋さんにお客さんが続々とやってくる。
この寿司屋さんには、いっぷう変わったお客さんも多い。
でも、そもそもこの寿司職人は何者?
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『チキンライスがいく。』はらぺこめがね あかね書房
チキンライスが散歩に出ると、夕日とか亀とか、自分とよく似た形のものとすれちがう。
行くところまで行ってみたら、黄金色のものに包まれて・・・。
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『ごはん山』はらぺこめがね 白泉社
ふりかけごはん、納豆ごはん、チャーハン、おにぎり、オムライスなど、こんもりしたごはんの山を、ごはん大好き家族が山登り。
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『にくのくに』はらぺこめがね 教育画劇
ローストビーフ、から揚げ、ハンバーグ、テリヤキチキン、ソーセージとハム、とんかつ、スキヤキ。
それぞれの「にくのくに」の王さまが「いちばんの王さま」をめぐって、お国の肉料理じまん。
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『かける』はらぺこめがね 佼成出版社
かき氷のシロップ、ミートソーススパゲティーの粉チーズなど、かける食べ物大集合。
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はらぺこめがねの絵本おすすめ記事
はらぺこめがねの絵本レビュー
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