- 1 ぐんだんを作った人、工藤ノリコの絵本
- 2 工藤ノリコの絵本(ピックアップしました)
- 2.1 『ペンギンきょうだい そらのたび』工藤 ノリコ ブロンズ新社
- 2.2 『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』工藤 ノリコ ブロンズ新社
- 2.3 『ペンギンきょうだい ふねのたび』工藤 ノリコ ブロンズ新社
- 2.4 『ピヨピヨ スーパーマーケット』工藤 ノリコ 佼成出版社
- 2.5 『ピヨピヨ もりのゆうえんち』工藤 ノリコ 佼成出版社
- 2.6 『セミくんいよいよこんやです』工藤 ノリコ 教育画劇
- 2.7 『ノラネコぐんだん あいうえお』工藤 ノリコ 白泉社
- 2.8 『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』工藤 ノリコ 白泉社
- 2.9 『ノラネコぐんだん パンこうじょう』工藤 ノリコ 白泉社
- 2.10 『ノラネコぐんだん アイスのくに』工藤 ノリコ 白泉社
- 3 工藤ノリコの絵本のレビュー記事
ぐんだんを作った人、工藤ノリコの絵本
どんな絵本作家?
言わずと知れた、ノラネコぐんだんというスター集団を作ったのが、工藤ノリコさんです。
どの書店の絵本コーナーでも、このぐんだんを見かけないことはないほど。
黄色いネコたちは、名前はなくて、性格分けもされておらず、8匹がおなじ思考でおなじ行動をするというパターンがあります。
馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」シリーズのように、リーダーらしきネコもいない。
(「11ぴきのねこ」シリーズのリーダーといえば、とらねこたいしょう)
ノラネコぐんだんは、どのページをみてもわかるように、あうんの呼吸で8匹がおなじ目的にむかって動いてます。
そのだいぶ子供じみた目的を、常人離れした行動力でやってしまうところが、スターたるゆえんかも。
それにしても、工藤ノリコさんが描く、あの腫れぼったい顔は絶妙です。
あの顔があちらこちらにあるので、とぼけた雰囲気に味わいがあって、すごく牧歌的。
工藤ノリコといえば?
メルヘンだけど、サイズ感に嘘がない、リアルな世界。
身長の差をみても、まわりの物との比較をしてみても、納得のサイズ感です。
なので、リアルなミニチュアを見るような気分にもなります。
工藤ノリコのプロフィール
1970年、神奈川県生まれ。女子美術短期大学卒業。絵本作家、漫画家。
代表作は「ノラネコぐんだん」シリーズ(白泉社)、「ピヨピヨ」シリーズ(佼成出版社)、「ペンギンきょうだい」シリーズ(ブロンズ新社)など。
工藤ノリコの絵本(ピックアップしました)
『ペンギンきょうだい そらのたび』工藤 ノリコ ブロンズ新社
ペンギンの3姉弟が、飛行機と気球を乗り継いで、雪山のおじいちゃんの家へ。
『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』工藤 ノリコ ブロンズ新社
ペンギンの3姉弟が、列車に乗っておばあちゃんの家へ。駅弁を食べたり、切符をなくしたり。
『ペンギンきょうだい ふねのたび』工藤 ノリコ ブロンズ新社
ペンギンの3姉弟が、船に乗っておじちゃんの家へ。
途中に立ち寄った島で泳いで、お昼はハンバーガーランチ。
『ピヨピヨ スーパーマーケット』工藤 ノリコ 佼成出版社
ヒヨコの5兄弟とママにわとりがスーパーマーケットでお買い物。
5羽のヒヨコたちはかくれんぼしたり、おやつを好きなだけカゴに入れたり、やりたい放題。
でもレジでママにわとりにつかまって没収。
ヒヨコたちにはつまらないトマトやひき肉やバナナや食パンなどで、ママにわあとりが作ったものは・・・。
『ピヨピヨ もりのゆうえんち』工藤 ノリコ 佼成出版社
ママにわとりの手作り弁当を持って、みんなで森の遊園地へ。
ツリージェット、クルクルきのこ、ケロケロボート、もぐらめいろ、気球など、夕暮れまで遊びまわるヒヨコの5兄弟。
『セミくんいよいよこんやです』工藤 ノリコ 教育画劇
土の中のお家で、7年暮らしてきたセミくん。
ついに今夜、羽化して大人になる日。
噂を聞きつけた近隣の虫たちは、セミくんを祝うために、せっせとパーティーの準備。
『ノラネコぐんだん あいうえお』工藤 ノリコ 白泉社
ノラネコぐんだんとたくさんの動物キャラによる、にぎやかな「あいうえお」絵本。
『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』工藤 ノリコ 白泉社
汽車を運転してみたくなったノラネコぐんだん。
持ち主のワンワンちゃんの休憩中に、忍びこんで発車させたところ、猛烈に追いかけられる。
どうにか石炭を入れまくって逃げきったものの、疲れてお腹が減って、トウモロコシを焼いて食べようと火室にどんどん投げこんだら・・・。
『ノラネコぐんだん パンこうじょう』工藤 ノリコ 白泉社
パンを作ってみたくなったノラネコぐんだんは、パン工場に忍びこんでパン作り。
ふくらし粉を入れすぎたパンは、パン焼きがまが変形するほどふくらんで・・・。
『ノラネコぐんだん アイスのくに』工藤 ノリコ 白泉社
アイスが食べたくなったノラネコぐんだん。
業務用のからっぽの容器に隠れて、アイスのくにへやってきた。
たらふくアイスを食べたものの、帰りに吹雪で動けなくなってしまう。
助けてくれたペンギンのぼっちゃんがシャチに襲われ、ノラネコぐんだんが対決に飛び出していく。
工藤ノリコの絵本のレビュー記事
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