にしはら みのり【人気の絵本作家図鑑】

  • 2021年5月11日
  • 2023年10月31日
  • 絵本

こどもに愛される、にしはらみのりの絵本の魅力

どんな絵本作家さん?

福岡在住の絵本作家、にしはらみのりさん。

2007年に「いもむしれっしゃ」でデビューして以来、ゆっくりペースで絵本を刊行しています。

絵だけを担当した「むしむしたんけんたい」シリーズをのぞけば、まだ4冊しか出ていません。

一冊一冊の完成度をみれば、それも当然でしょう。

ほんの小さな細部もおろそかにしない、完璧主義者という印象です。

とは言っても、きびしい感じは全然なくて、どのページもむしろユーモアたっぷり。

にしはらみのりといえば?

植物と虫です。

虫や小動物が主役で、彼らが住むミクロな世界が精緻に描かれています。

にしはらみのりのプロフィール

1983年、福岡県生まれ。
九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業。
第6回ピンポイント絵本コンペ優秀賞を受賞。
2007年、『いもむしれっしゃ』で絵本作家デビュー。

にしはらみのりの絵本

『いもむしれっしゃ』にしはら みのり PHP研究所


「はらっぱだんち」や「モグラちががい」や「りんごのき」など、虫たちの町を走る「いもむしれっしゃ」の一日。

『おちばいちば』にしはら みのり ブロンズ新社


さっちゃんが作ったどんぐりの馬が、テントウムシを乗せて勝手にお出かけ。
追いかけていくと、強い風に包まれ、気づいたらさっちゃんも馬の上。
たどり着いたのは、虫たちの「おちばいちば」。
モグラのよろず屋や葉っぱの魚市場で遊んでいると、怪獣のような足が襲いかかってきた。

『こけこけコケコッコー』にしはら みのり PHP研究所


ニワトリの形をしたコケのコケコッコーと、カエルのケロロが植物の世界を散歩。
行く先々で散歩仲間を増やしながら「きのねモール」へ。

『ありんこおみこし』にしはら みのり 小学館


アリたちのお祭りで、はっぴを着たアリたちがチョウチョのおみこしや、スズメバチのししまい、屋台や盆踊りで盛りあがる一日。

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